火災保険が支払われない!その1

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住宅火災保険・住宅総合火災保険では、下に挙げる事由により生じた損害に対しては、損害保険金、水害保険金、臨時費用保険金等各種の費用保険金は支払われません。

・保険契約者、被保険者、またはこれらの法定代理人の故意、もしくは重大な過失、または法令違反。
・保険契約者、被保険者が所有、または運転する車両の衝突、接触。
・火災、落雷、破裂・爆発、風災・雹災・雪災、建物外部からの物体の落下・衝突、飛来、水漏れ、騒擾(じょう)・労働争議、水害、地震・噴火・津波の事故の際の保険の目的の紛失・盗難。
・保険の目的である家財などが屋外にある間に生じた盗難。
・持ち出し家財である自転車または、電動機付き自転車(排気量125cc以下)の盗難。
・地震・噴火・津波。
ただし、地震火災費用保険についてはこの限りではありません。
・核燃料物質などのよる事故。
・戦争、外国の武力行使、内乱などによる損害。

火災保険の約款には、このような保険金が支払われない場合についても明記があります。
火災保険を契約した時には、約款も目を通しておきましょう。
また、住宅火災保険では水害などは補償の対象にはなっていません。
いざというときに慌てないためにも、火災保険をしっかりと比較して、必要な補償を確保しましょう。
火災保険の比較は、我が家を守るのに重要なことなのです。
現在、火災保険を契約されている方は、自分がどのような火災保険に加入しているかを確認してみましょう。

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火災保険が支払われない!その2

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店舗や工場などを補償する普通火災保険、店舗総合保険では、住宅火災保険や住宅総合保険と同じように保険金が支払われない場合があります。
住宅火災保険や住宅総合保険で保険金が支払われない事由は、普通火災保険、店舗総合保険も同じように支払われません。
それに加えて、普通火災保険、店舗総合保険独自で保険金が支払われない場合が下記のようにあります。

・保険の目的に対する加熱作業、乾燥作業。
・被保険者、被保険者側に属する人の労働争議に伴う暴力行為や破壊行為。
・電気的事故による炭化、融解(溶けること)の損害。
・発酵、自然発熱による損害。
・機械の運転部分、回転部分の作動中に起こった分散飛散の損害。
・亀裂、変形、その他、これらの類似損害

また、火災保険では、保険の種類によって違いはありますが、普通保険約款や特約規定で、下に挙げるもので証券に明記のない場合、保険の目的に含まれません。
つまり、これらに損害があった場合には、保険金は支払われないということです。

・門・塀・垣根・物置・車庫、その他の付属建物。
・自動車(自動二輪車・自動三輪車を含み、排気量125cc以下の原動機付き自転車を除く)
・通貨、有価証券、預金証書、貯金証書(通帳、現金自動支払機用カードを含む)、印紙、切手など。
・貴金属、宝玉、宝石、書画、骨董その他美術品で1個もしくは1組の価額が30万円を超えるもの。
・稿本、設計書、図版、雛形、鋳型、木型、紙型、模型、証書、帳簿など。

火災保険を契約する際には、様々の商品を比較すると同時に、何が補償され、何が補償されないのかまでしっかり比較したうえで、商品を選びましょう。



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火災保険の保険金が支払われる事故事例

では、火災保険で補償される事故では、どのような場合に保険金が支払われるのでしょうか。
事故の事例を見てみましょう。

img71295[1].jpg●支払い事由が火災の場合
・寝たばこでの火災で自宅を焼失。
・油つぼの天かすが自然発火して、自宅を焼失。
・放火によって自宅が焼失した。
・コンセントにプラグを長期間差し込み、コンセントとプラグの隙間に湿気や埃がたまって、放電が起こって火花が発生するトラッキング現象での火災による自宅焼失。
・漏電による火災での自宅焼失。
・消火作業での壁や家財への水漏れ損害。
・消火作業での窓枠や戸の破壊。
・消火作業での絨毯や畳の汚損。

●落雷の場合
・自宅への落雷で、自宅を焼失した。
・周辺の落雷で、電機製品が壊れた。

●破裂・爆発の場合
・ガス爆発による自宅焼失。

●建物外部からの物体の落下、飛散、衝突など
・航空機墜落による自宅の倒壊。
・車両が自宅に飛び込み、外壁や建物が壊れた。

img80833[1].jpg●水漏れ
・上の階の排水パイプの詰まりによって、室内が水浸しとなった。

●騒擾(じょう)・集団行動など
・騒擾での投石による、窓ガラスや家財の破損。

●風災・雹災・雪災
・暴風雨による屋根瓦の飛散。
・雪崩で家が半壊した。

●盗難
・泥棒が入り、盗難の被害の上、壁や家財を汚損された。

●水害
・河川の氾濫での家の倒壊。

火災保険を選ぶ際には、どのような補償が必要なのかをよく考えて、よく比較して保険を選びましょう。
しっかりとした比較が、我が家を守るのです。
また、火事になった場合の近所などへの補償も考えて選びましょう。
そして、何よりもトラッキングなどで火事を起こさないよう、普段から気をつけてください。









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